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圃場で学ぶ地域農家の思い 小学生がル レクチエ収穫体験
掲載日:2025年10月23日
新潟市立茨曽根小学校3年生11人は、10月21日、同市南区の青山さんの圃場で、ル レクチエの収穫を体験しました。青山さんは白根地区が果樹産地であることや農家の思いを知ってほしいと考え、毎年小学生を対象に農業体験を受け入れています。

学校から徒歩で圃場に到着した児童に対し、青山さんは簡単なクイズを取り入れながら、ル レクチエの特徴を説明しました。収穫後には40~50日程度の追熟が必要であること、プリムール(販売解禁日)を設定し、贈答用を視野に入れてお歳暮期に合わせた販売戦略を立てていることも紹介しました。

青山さんが収穫方法を実演すると、児童らは待ちきれない様子で、落とさないよう両手で収穫を体験しました。収穫後には、追熟について知ってもらうため、収穫したばかりのル レクチエを一口ずつ味見しました。

児童らは「収穫はひねる方向が分からなくて難しかったが、分かると簡単だった」と話し、試食については「リンゴや梨のようで、硬くてさっぱりとしている」と素直な感想を述べました。

青山さんは「こちらから発信していかないと伝わらないと思い、活動を続けている。子どもたちには、学校でたくさん勉強し、いろいろなことを体験して育ってほしい」と話しました。
児童らは、4月に桃の花粉付け、6月に桃の袋かけを体験しています。
参考情報
(2025年10月21日時点の情報です)