新潟市西蒲区の「にしかん なないろ野菜」を活用した新商品の発売を伝えるため、10月6日、関係者が新潟市の中原八一市長を表敬訪問しました。新商品は、「にしかん なないろ野菜カレー」と「にしかん なないろ野菜スープ」で、商品開発にたずさわった国分関信越株式会社の永井支店長と担当者、「にしかん なないろ野菜生産協議会」の青柳会長、ＪＡ新潟かがやき農産物直売所「越王の里」の小林店長らが訪問しました。

市長は同区岩室地区で青柳会長が生産した新米コシヒカリとともに試食し、「おいしい。最初は甘いが酸味もあり、後からスパイシーさがある」と評し、具材にも関心を示しました。

スープにはねっとりとした食感と濃厚な甘みが特徴のバターナッツカボチャを使用。カレーは「にしかん なないろ野菜」のゴロゴロ感を大切にし、肉を使わずヘルシーで食べ応えを重視している点が特徴で、ニンジンのアロマレッド、ピンク色のジャガイモノーザンルビー、バターナッツカボチャを使っています。

背景には「にしかん なないろ野菜」認知度向上のねらいがあります。加工は区内の企業、箱詰は区内の障害者施設に依頼、パッケージデザインも区内出身のイラストレーターが担当し、西蒲区のPRを前面に打ち出しました。小林店長は「にしかん なないろ野菜を使った初めての加工品が誕生した。西蒲区の魅力を知ってもらい、野菜への関心を広げてほしい」と期待を示しました。

販売はＪＡの直売所「越王の里（こしわのさと）」、「よりな～れ燕いち」、「ファーマーズ・マーケットいっぺこ～と」に加え、西蒲区内の量販店でも展開予定。発売開始は10月28日で、カレーは650円、スープは600円で販売する。

参考情報

• 店舗情報｜越王の里（こしわのさと）
• 店舗情報｜よりな～れ燕いち
• 店舗情報｜ファーマーズ・マーケットいっぺこ～と

（2025年10月06日時点の情報です）