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いちじく「越の雫」出荷最盛期
掲載日:2025年09月08日
新潟市西蒲区にあるいちじく集荷場で、JAのブランドイチジク「越の雫(こしのしずく)」が出荷最盛期を迎えています。出荷は8月中旬から始まり、11月中旬まで約250tの出荷を計画しています。

「越の雫」の品種は「桝井ドーフィン」で、果実が大きく、果皮がしっかりとしていて、つぶつぶの食感にさっぱりした甘みが特徴。市場を通じて県内外に出荷されるほか、直売所「越王の里(こしわのさと)」でも購入可能です。

JA巻アグリセンターの高橋営農指導員は「7月にあまり雨が降らなかった影響を受け、やや小玉傾向ではあるが、味がよく仕上がっている」と話しました。少雨への対策として、水稲からの転作圃場という利点を生かし、用水を利用して定期的に潅水を行いました。

いちじく部会の鈴木部会長は「春先に霜被害がなく、枝が非常によく伸び、着果も一定以上あり、とても良い出来で、みずみずしい果実になっている」と話し、「まずは生で味わってから、甘露煮やお菓子にして自宅で工夫して楽しんでほしい」とアピールしました。
昨年、断続的な大雨による品質低下がありましたが、同部会ではその反省を生かし、より厳しい自家選別に加えて、選果員による品質検査を実施し、高品質を維持しています。
今年は同地区を中心に103戸が約15haで栽培しています。巻農業普及指導センターとJAが新規栽培希望者を対象に実地研修を行う「いちじく塾」は今年6期目を迎え、JAはリース園地の取り組みを実施し、生産拡大を図っています。
参考情報
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(2025年09月05日時点の情報です)