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園芸産地マネジメントセミナーでJA新潟かがやきの石川マネージャーが講演
掲載日:2025年08月18日
新潟県農林水産部農産園芸課は8月7日、新潟市西蒲区の県農業大学校で「園芸産地マネジメントセミナー(2回目)」を開催し、JA新潟かがやき営農部直販課の石川勝幸販売マネージャーが講演を行いました。

セミナーはJA新潟中央会とJA全農にいがたが共催し、JA営農指導員や販売担当者をはじめ、市町村職員、県の普及指導員など、園芸産地支援チームの構成員ら約60人が参加しました。産地育成の取り組み事例やノウハウを学ぶとともに、自らの産地の現状分析や課題の抽出を行い、課題解決に向けたマネジメント手法を取得した人材の育成を目的としています。
石川マネージャーは営農指導や販売担当に長年従事した経験から、「産地育成のあり方や自身の体験例について」と題して講演しました。産地の現状や課題を提示した上で、販売力を強化し価格に転嫁することや、生産者や取引先との信頼構築に努め、JAの強みを発揮することの重要性を訴え、「過去に経験のない状況に対応するためには、経験や固定観念に囚われることなく柔軟に発想し、今がチャンスと捉えてほしい」と参加者に向けて語りました。また、同市西区の小玉スイカ「Niigataルビームーン」やさつまいも「いもジェンヌ」、南区の枝豆「しろねえだま~めいど」や「きゅうり王子」、主に西蒲区で生産されるイチジク「越の雫」など、同JAの各ブランドの取り組みについて事例を話しました。

石川マネージャーの講演後、マーケティング支援事業を行うグローカルマーケティング株式会社の今井進太郎代表取締役が「産地の課題解決技法について、マネジメントの実際」と題して講演しました。
(2025年08月18日時点の情報です)