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親子で酪農体験を実施
掲載日:2025年08月07日
新潟地域農業振興協議会畜産部会は8月5日、「親子わくわく☆モ~モ~スクール」を開催しました。新潟日報カルチャースクール「ふむふむサマースクール」の講座のひとつとして開催。新聞などで開催を知り応募した小学生の親子10組21人が県内各地から参加しました。

学校給食など日常生活で身近な畜産物である牛乳・酪農をテーマに、酪農家の仕事や思い、牛乳の生産過程などを子ども達に広く知ってもらうことが目的。乳牛や酪農家との触れ合いを通じて、畜産に対する理解促進を図り、県産牛乳や乳製品の消費拡大の一助とするねらいがあります。

参加者らは、株式会社塚田牛乳で工場見学を行い、牛乳ができるまでを学び、バターづくりを体験。横越支店の会議室でクイズを通じて知識を深めました。

続いて、新潟市江南区にあるロイアルヒルホルスタインズを訪れ、牛のお世話を体験しました。酪農家の坂井武史さんと美幸さんが、牛の餌にはなるべく国内で生産されたものを使っていることを説明。参加者は餌やりの他、衛生環境を保ち牛が快適に過ごせるように、通路の食べこぼしや牛床から糞などを取り除く作業を体験しました。
新潟市中央区から参加した小学生は「ちょっと怖かったけれど、触ってみたら柔らかかった」と話し、保護者は「貴重な経験をさせてもらえた。牛舎に入ることは普段できないので、夏休みの良い思い出にもなった」と話した。
(2025年08月07日時点の情報です)