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市場で桃の食べ比べ講座を開催
掲載日:2025年07月31日
JA新潟かがやきと新潟中央青果株式会社、JA全農にいがたは、7月26日、新潟市中央卸売市場で「新潟県産もも『旬の食べ比べ講座』」を開催しました。新潟県が全国7位の生産量を誇る桃の認知度向上と消費拡大が目的です。

参加者の募集は、新潟中央青果株式会社のホームページとSNSなどを通じて行いました。予想を上回る応募があり、抽選で参加者を決定。小学生から年配の方まで新潟市内在住者を中心に新潟県内から約80人が参加しました。

新潟中央青果株式会社の大澤代表取締役社長が「卸売市場は世界中で日本にしかない仕組みで、市場経由率は約75%ある。新潟県民と新潟市民に、安定的に青果物を適正価格で供給していく大変重要な役割を担っている」とあいさつしました。

JA全農にいがたが新潟県の桃について、産地や品種、生産量などを紹介。続いて、しろね南アグリセンターの青木営農指導員が、栽培から出荷までの一連の流れを動画で説明しました。

その後、参加者は4品種「日の出」「あかつき」「浅間白桃」「なつっこ」を実際に食べ比べました。SNSを見て新潟市内から参加した女性2人は「今まで品種を食べ比べることをしたことがなく、同じ桃でも品種によってこんなに違うとは知らなかった。『あかつき』が気に入ったのでスーパーで探して買いたい」と話しました。
青木営農指導員は「今年は高温と水不足の影響で生産者は苦労しているが、小ぶりながらも糖度が高い仕上がりだ。直接消費者に品種の多様性と栽培の苦労を伝えられた。今後も桃の魅力を広めていきたい」と手応えを語りました。
参考情報
(2025年07月26日時点の情報です)