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新潟市西区で小学生が「くろさき茶豆」の栽培を体験
掲載日:2025年07月15日
ブランド枝豆「くろさき茶豆」の産地として知られる新潟市西区黒埼地区の市立黒埼南小学校の3年生31人が7月7日、JA新潟かがやき黒埼支店前の圃場で枝豆の定植を体験。JA青壮年連盟黒埼支部の部員が出前授業として協力しました。

同校では、地域の特産品に触れ、作物が育つ過程を学ぶことで、食べ物への感謝の気持ちや郷土愛を育むことを目的に、総合的な学習の時間で毎年枝豆の栽培体験を行っています。今年は規格外品の活用方法について考える授業も実施しました。
体験では、部員が植え方を説明したあと、児童は部員やJA職員に教わりながら「ぴかり茶豆」の定植を体験し、その後水やりをしました。

移植機による作業も見学し、一部の児童は実際に機械に乗車した。体験の途中、ご当地ヒーロー「超耕21ガッター」が登場し、児童らと定植作業を体験しました。

体験を終えた児童は「苗を真っ直ぐに植えるのが難しかったが、楽しく植えることができた。大きくて美味しい枝豆に育ってほしい。『くろさき茶豆』という有名な農産物が自分の住んでいる地域にあることを誇りに思う」と笑顔を見せました。
同支部の髙橋邦幸支部長は「栽培を体験することで、地元の特産品である『くろさき茶豆』に愛着を持ってほしい」と話します。また、青壮年連盟活動について「農業者の減少や高齢化が進む今、これからの地域農業を支える担い手である部員が、このように集まって一緒に活動する機会を大切にしていきたい」と思いを語ります。
参考情報
(2025年07月15日時点の情報です)