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有機栽培に取り組む小学生が草取りを体験
掲載日:2025年07月16日
阿賀野市立笹岡小学校と神山小学校5年生合わせて36人が、6月30日、同市内にある学童農園の水田で「草取り生きもの調査」を行いました。同JA青壮年連盟ささかみ支部の指導を受け、4月の播種からブランド米「新之助」を無農薬無化学肥料で栽培している授業の一環です。

児童は同部員と一緒に素足で圃場に入り、虫取り網で生き物を捕まえ、部員の補助を受けながら図鑑で名前を調べました。カワニナやドジョウ、アキアカネのヤゴなど28種類の生き物を確認しました。

続いて、ささかみアグリセンター職員の高山営農指導員が雑草の見分け方を説明しました。30分ほどかけて草取りを行った後、抑草の効果をねらって水を濁らせるため、児童らが圃場内を全力疾走しました。

同支部の事務局を務める同センターの職員は「活発な子が多く、作業にも積極的に取り組んでいる。今年こそ食味コンクールで3回目の金賞を取りたい」と意気込みました。
10月には稲刈り、脱穀・精米の体験を予定しています。また、収穫した米は「第27回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」小学校部門に出品する予定です。
(2025年06月30日時点の情報です)