トピックス
新潟市西区で春ブロッコリー最盛期
掲載日:2025年05月12日
新潟市西区黒埼地区で春ブロッコリーの出荷が最盛期を迎えています。同地区の春ブロッコリーは、県内出荷量の約7割を占めており、ほのかな甘みと茎まで食べられることが特徴です。出荷されたブロッコリーは、全てJA職員が品質検査をしたのちすぐに予冷することで、鮮度を保った状態で消費者に届けるようにしています。
集出荷を行うJA新潟かがやき黒埼園芸センターによると、2025年産の春ブロッコリーは96人が約26ヘクタールで生産しています。5月2日から出荷が始まり、6月中旬までに合計で約9万ケース(1ケースあたり4キログラム)の出荷を見込んでいます。
5月8日、同センターで出荷説明会を開き、生産者や関係者ら25人が参加。出荷に向けた意識統一を図るため、栽培に関する注意点や選別、荷造り方法を確認しました。 巻農業普及指導センターは、今年の生育状況について「日射量が少なく、例年に比べて生育が緩慢」と話し、今後の管理については、追肥やかん水、病害虫防除の徹底を呼び掛けました。その後、全農にいがたが他産地の市場情勢について情報を提供し、JA担当者が出荷規格や注意事項、栽培記録カードの記入方法について説明しました。


(2025年05月12日時点の情報です)