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白根畜産部会が格付勉強会を初開催
掲載日:2025年04月25日
JA新潟かがやきの白根畜産部会は、4月24日、新潟市西区の新潟市食肉センターで、品質向上を目指し豚枝肉の格付勉強会を初めて開催しました。部会員と職員合わせて7人が参加し、枝肉格付に関する知識を深め、自らが出荷した豚の状態を確認しました。

勉強会では、日本食肉格付協会の職員が枝肉の等級の決め方について説明しました。等級は、重量に加え、バランスや赤身、脂肪の付き方などの外観、さらに肉の締まり具合や色などの肉質をもとに決めます。参加者は、他生産者の枝肉と自らが出荷した枝肉を比較しながら、等級の違いや格落ちの原因を確かめました。その後、実際に枝肉を格付けする作業も見学しました。
今回の勉強会を開催した背景には、生産している豚がどのように格付けされるのかを知りたいという部会員からの要望があり開催しました。
渋川部会長は、「現物を見ながら、格落ちの原因を確認できた。格付結果の用紙からでは分からなかった部分も、直接その場で質問することができたので具体的に理解できた。今回勉強会で学んだことを生産現場で活かして、少しでも良い等級の豚を生産できるようにしたい」と話しました。
白根畜産部会が出荷した豚は「しろねポーク」として県内で販売されます。部会では、今後もこの勉強会を恒例行事として継続していきたいと考えています。
(2025年04月24日時点の情報です)