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味方中学校で地元の農業法人が出前授業
掲載日:2025年04月18日
新潟市南区の農事組合法人七穂ライスセンターは4月11日、同区の市立味方中学校2年生31人を対象に食育出前授業を行いました。総合的な学習の時間に実施したもので、同校が地元農業者および法人、JA新潟かがやき味方アグリセンターに依頼して授業が実現しました。

出前授業では、同法人の笠井一輝理事と入社3年目の溝口俊常さんが、「スマート農業」と「農業収入」の2つのテーマを説明。スマート農業については、ドローンで省力化や作業時間短縮が可能になることや、ICT技術を活用することで作業・生育管理の簡素化、資材費削減、高品質生産が可能なことを話しました。農業収入については、具体的な経費や利益を示しながら説明。笠井理事は生徒に向けて「農業法人は一般の会社と同じだと思ってほしい。農業現場は年々働きやすい環境になっている」と話しました。


同校の竹田真実子校長は「農業の実情や最先端技術を学び、就農に対するイメージを持ってもらうことで、農業を仕事にしたいという生徒が増えることを願っている」と思いを語りました。
同校では今後、同法人協力の下で、生徒の要望を聞きながら農業体験を実施する予定です。
(2024年04月18日時点の情報です)