トピックス
阿賀野市で亀田製菓株式会社と合同会社設立
掲載日:2025年01月31日
阿賀野市で米農家と亀田製菓株式会社が共同出資した合同会社ナイスライスファームを設立し、1月29日、設立総会を開きました。新会社の社員や亀田製菓の専務取締役と社員、JA職員が10人参加し、定款の承認、代表社員の選定、事業運営などを決めました。
合同会社設立には、稲作農業従事者の高齢化、離農者および耕作放棄地の増加が課題となる中、新潟の農家と地元企業の亀田製菓がともに持続可能な稲作の実現および国内米の消費量拡大を推進する狙いがあります。同市水原地区に同社の工場があることが縁となり、昨年秋に同社が農業法人設立構想を持ちかけ、同JAあがのアグリセンターが法人設立に協力しました。
新会社には、あがの支店管内の斎藤毅さん、阿部倫明さん、加藤正和さん、加藤政彦さん、加藤悠司さん、職務執行者として亀田製菓購買部長の五十嵐晃さんが加わりました。
代表社員に選出された斎藤代表は「農業を取り巻く状況が厳しさを増し、毎年離農者が増えている。これからも農業経営を継続していく上で、多くの課題を乗り越え、安全で安心な農産物を生産していく、かつ地域の農地を守っていかなければならない。阿賀野市では初めてとなる、企業と連携した農業法人を立ち上げ、役割を担っていく」と意気込みを話しました。
参考情報
(2025年01月31日時点の情報です)