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阿賀野市の小学生が昔ながらの脱穀と精米を体験
掲載日:2024年10月29日
10月25日、阿賀野市立笹岡小学校と神山小学校の5年生は、JA新潟かがやき青壮年連盟ささかみ本部の部員やJA職員の手ほどきを受け、学童農園で育ててきた新潟県ブランド米「新之助」の脱穀と精米を体験しました。
播種から田植え、草取りと生きもの調査、稲刈りまで、無農薬無化学肥料で育ててきた学童農園最後の体験です。児童らは「千歯こき」を使い脱穀すると、「とうみ」を使って籾を分け、ザルと野球ボールを使って籾摺りを体験しました。
初めて千歯こきを使ったという児童は「思いっきり稲を引っ張ったら、いっぱい籾が取れてうれしかった。昔の道具はおもしろかった」と話しました。
電動の籾摺り機で玄米にしたものを瓶に小分けして児童に配布。差し込んだ棒を上下させ、休み時間などでも精米作業を体験できます。同じほ場から収穫した米は、JAにより乾燥・調整作業を経て学校に納入し、給食を通じて、全校生徒が味わう予定です。
両校は全国的な食味コンクールの小学校部門で、過去2年連続金賞を受賞している。同本部の事務局を務めるJA職員は「昨年は猛暑の影響で品質が低下し、受賞をすることはできなかったが、今年は再び金賞を受賞できたらうれしい」と話し、3回目の受賞を目指して児童が育てた米を出品します。
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