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調理師専門学校で「帛乙女」の出前授業を開催
掲載日:2025年02月03日
JA新潟かがやきと新潟中央青果株式会社、JA全農にいがた、五泉園芸組織連絡協議会は、1月24日、新潟調理師専門学校(新潟市中央区)で、五泉市のブランドサトイモ「帛乙女」の食育出前授業を行いました。「帛乙女」のさらなる認知度向上と、今後の新潟県の食を支える学生たちへのアピールが目的。

「帛乙女」は新潟が誇る郷土料理「のっぺ」に欠かせない食材で、きめ細やかな白い肌と程良いぬめりがあり、なめらかな食感で煮崩れしにくいのが特徴です。日本料理や中華料理、給食、菓子を専攻する学生66人が授業を受けました。

同JA五泉一本杉集配センターの職員と同協議会の会長が「帛乙女」の特長や五泉市でサトイモ栽培が広がった理由などを説明し、同協議会野菜部会の部会長が、土の中から掘り出した親芋・子芋・孫芋の株を学生らに見せました。

蒸した子芋と孫芋を準備し、協議会会長の自家製「ゆずみそ」と塩を付けて食べ比べを行い、学生は食感の違いを感じながら味わいました。

日本食を専門に学ぶ学生は「子芋・孫芋があるということを初めて知り、食べ比べも初めての経験だった。インターン研修ではサトイモを唐揚げにして提供していた。孫芋のねっとりした食感を活かしたコロッケを作ってみたい」と話しました。

同協議会は「帛乙女」20kgを寄贈し、3月2日に同校で開催する学園祭で学生が料理し来場者にふるまいます。
参考情報
(2025年01月24日時点の情報です)